日本一分かりやすい首都高速の料金
「首都高料金がまた値上げになる」
2022年4月の料金改定に続く、2026年10月1日実施の料金改定(2026年7月31日 事業許可)。物価上昇や維持管理コストの増加を背景としたこの改定で、具体的に何がどう変わるのかをわかりやすく解説します。
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首都高の新料金体制(2026年10月〜)
2026年10月1日実施の改定で、首都高速道路の上限料金および距離制料金の単価が引き上げられます。具体的に料金がどのように変わるのか、表で確認してみましょう。
| 車種 | 2026年9月30日まで | 2026年10月1日以降 | 改定前の単価(1km) | 改定後の単価(1km) |
| 軽・二輪 | ¥280~¥1,590 | ¥280~¥1,740 | ¥23.616 | ¥25.978 |
| 普通車 | ¥300~¥1,950 | ¥300~¥2,130 | ¥29.520 | ¥32.472 |
| 中型車 | ¥330~¥2,310 | ¥330~¥2,520(※) | ¥35.424 | ¥38.966(※) |
| 大型車 | ¥400~¥3,110 | ¥400~¥3,410(※) | ¥48.708 | ¥53.579(※) |
| 特大車 | ¥550~¥5,080 | ¥550~¥5,570(※) | ¥81.180 | ¥89.298(※) |
※中型車・大型車・特大車は、「道路運送事業(中型車以上)における価格転嫁に向けた環境整備に伴う当面の特別措置」により、2027年6月末まで改定前料金に据え置かれます。改定後の額が適用されるのは2027年7月1日からです。2026年10月1日から単価が上がるのは軽・二輪と普通車です。
下限料金はそのままで変わらず。上限料金と距離単価が引き上げられる形です。短距離利用であれば影響は小さいですが、長距離を走る車両ほど負担増が大きくなります。
【もっとくわしく】日本一分かりやすい首都高速料金
それでは具体的に、どのような計算式になっているのか見てみましょう。
これが首都高料金を導く数式!
ごく短距離では下限料金(普通車300円)が、55.0km以上では上限料金が適用され、その間は走行距離に応じて決まります(上限料金の設定距離55.0kmは改定後も維持されます)。計算式を、改定後の単価を使った具体例と共に挙げてみましょう。
まずこれが数式になります。
(走行距離×車種別1kmあたりの料金+150円)×消費税
※四捨五入による10円単位の端数処理
55km走ったと仮定して、各車種にあてはめてみましょう(改定後の単価。中型車以上は2027年7月1日からの額)。
- 軽・二輪
- (55km×25.978円+150円)×1.1(消費税)=1,740円
- 普通車
- (55km×32.472円+150円)×1.1(消費税)=2,130円
- 中型車
- (55km×38.966円+150円)×1.1(消費税)=2,520円
- 大型車
- (55km×53.579円+150円)×1.1(消費税)=3,410円
- 特大車
- (55km×89.298円+150円)×1.1(消費税)=5,570円
上の表の上限金額にぴったり当てはまりますね。
例えば、普通車で川口JCTから用賀まで走った場合(38.6km)、
(38.6km×32.472円+150円)×1.1(消費税)=1,540円
改定前は1,420円ですので、約120円の値上がりとなります。
深夜割引について
値上がりの話があれば割引の話もあります。
深夜0時から4時までの間に首都高速の入口等を通過する車両(ETC無線通行限定)の料金が20%割引される深夜割引は、2026年10月1日の改定後も継続されます。なお、深夜割引の適用判定は、首都高速道路の最初のETCアンテナとの通信時間が基準となります。
値上げ後も深夜帯をうまく活用することで、コスト増加を一定程度抑えることができます。
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【参照元】
首都高速道路株式会社:首都高速道路の料金改定について(2026年7月31日 事業許可)
首都高ドライバーズサイト:深夜割引(ETC車)